---(信濃毎日新聞 一部引用)---
軽井沢町議会は3月定例会の一般質問を行い、
町が2008年度着手した、しなの鉄道中軽井沢駅と
追分宿周辺の再生整備事業に質問が集中した。
概算で5ヵ年総額54億円の投資に加え、09年度から
総額30億円の風越公園再整備にも着手する。
大型事業が相次ぎ、議員側は住民への十分な説明と
住民意見の反映を求めた。事業自体を見直し、
福祉や教育に投資すべきとの指摘も挙がった。
---(引用終わり)---
町民の一人として、上記大型事業への投資に関し、
「噂」として、仲間内での話題には良く出るものの、
しっかりとした説明を町から受けている印象は
正直、全っくない。
話題の交付金ではないが、
これだけの金額、使う優先順位を真剣に考えたのか!
優先順位の前に、町の今後向かうべく方向性、
コンセプト無くして投資の優先順位も無い訳で。
町はどの方向に向かおうと考え、
中軽井沢駅・追分駅周辺の開発が、そのコンセプトの中で
何故最優先と考えたのか。
単に、
軽井沢駅の次は、中軽井沢駅、追分駅、と
何の理由もなく、順に工事を行う様にしかみえない。
・町内の電柱・電線を全て地中に埋める
・夏の混雑緩和・環境保護の為、
パークアンドライドを導入する
・ゴミ回収・処理能力をあげる
・学校を誘致する
・病院のソフト拡充
先日の景観会議同様、町のコンセプトは外からの
知見も入れ、もっとじっくりと話し合うべきだとも思うが、
もし使えるお金があるのであれば、上記アイディアは
少なくとも中軽井沢駅、追分駅の再生整備事業よりも
検討に値するのではないだろうか。
中軽井沢駅では、いつの間にか
つい先日より、ボーリング調査が始まった。
町の将来像がまったく見えない。
このまま乱開発を放置して自然が失われ、人口ばかり増えてどうしようも無くなった時に「昔は良かった」などと言ってもしかたあるまい。「開発」という名の地元向け内需拡大ではないだろうか。
景観会議などは内外へのポーズにしか見えない。わざわざ著名人を呼び寄せ議論されたことが実施されたということは聞いたことが無い。
松平さんがおっしゃる通り、駅の立替や公園整備などの土木事業より未来に向けて国内外に誇れる町となるために何をすべきなのか、環境、福祉を軸に真剣に議論する時が来ていると思う。
投稿情報: ぽんきち | 2009/03/16 16:02
ぽんきちさん、
全くその通りですね。
今、知恵を出し合わないと、「軽井沢らしさ」は
どこかに行ってしまうのではないかという
強い危機感があります。そう思ってる人も多い筈です。
投稿情報: Life Plus Inc. | 2009/03/17 14:35